Folk(フォーク)-U
連合赤軍事件を境に、政治の時代は終わりを告げます。プロテスト・ソングが急速に退潮していく。四畳半フォークと呼ばれる時代は次に譲るとして、プロテスト・ソングからの脱却が模索され始めます。
六文銭(1968年結成、72年解散)/小室等

泉谷しげる/古井戸
泉谷しげるは、プロテスト・ソングのイメージが残った方でしょう。吉田拓郎的な歌を嫌がってエレック・レコードに留まって頑張ったという話もあります。75年には小室等、吉田拓郎、井上陽水と共に、フォーライフというレコード会社を立ち上げます。75年にはフォークはそれだけの力をつけていたのです。
73年 72年 71年




下田逸郎
73年
NSP

あがた森魚


左右共に72年
緑魔子と
友部正人
73年
74年
74年
遠藤賢司


遠藤賢司ことエノケンは、本人自ら純音楽家と称していました。左が72年、右が74年のチラシです。71年にポリドールから2ndアルバム『満足できるかな』を発表。バックを細野晴臣、鈴木茂、松本隆、はっぴーえんどのメンバー。このアルバムに収録された「カレーライス」がヒットし、代表曲になります。吉田拓郎と並ぶフォーク界のプリンスと言われました。
山本コータロー
「走れコータロー」のヒットから、74年、深夜放送で大ヒットした「岬めぐり」です。コータローはフォーク・ブームの初期に属する人ですし、この岬めぐりはプロテスト・ソングから変わっていく時代の象徴的なものですが、以降、目だったヒットがなく、超メジャーにのし上がっていくことはできなかった。仲間内からは人柄か愛されていたような気がしますが、正確には分かりません。