目的



@提案の背景・現状の問題点
  ア、静岡県は東海地域の中核にあり、気候が温暖で人口は380万人を数え増加している。
   県内の
中央卸売市場は、政令指令都市である静岡市と浜松市に開設されている。また、
   県内には、取扱高が100億円を超える青果卸売会社が6社あるが、取扱高は減少傾向にあり
   
厳しい状況にある。また、青森市中央市場の青果卸売会社は静岡県の中央市場と並ぶ規模が
   あるが、人口の減少等もあり取扱高の大幅な増加は静岡県と同様に厳しい状況にある。


  イ、近年、両県ともに交通の利便性が高い郊外に大型量販店が進出し、従来の商店街が
   一部を除いて破壊的な状況となっている。また、市場の主要な顧客であった青果専門店が
   大幅な減少や量販店対応の遅れ等もあり、卸売会社
経営は悪化して来ている。卸売市場の
   仕組みを再構築し、市場外流通に対抗する方策の立案が急務となっている。

  ウ、両県の中央卸売市場は、消費地市場と産地市場の両面の機能を持って存立している。
   豊富な地上野菜の集荷力を背景に販売先を確保すると同時に、地上産品を含め多くの産地が
   東京等の大都市卸売市場への出荷を進めるなかで、地場ものが少なくなる時期における
   魅力ある商品の集荷が課題となっている。


A提案内容

  ア、静岡県と青森県という900qを超える遠隔地にあるが、夏場の青森を中心とした東北産地、
   冬場の静岡を中心とした東海産地の産物というように気候の違いを活用した卸売市場間の提携を
   実現する。この両県を集荷ルートの開拓と物流改善により、品揃えの向上と収益性の向上を図り、
   産地側、消費地側の双方にメリットがあるシステム構築を図る。

  イ、静岡県側では、静岡市と浜松市の中央卸売市場にある有力な卸売会社2社が共同集荷に
   取組むことで物流のロットをまとめることが比較的容易であり、トラックの大型化や積載効率を
   高めることで物流コストの低減を図る。

  ウ、東京などの市場からの集荷に比べ、鮮度の高い商品の仕入れが可能となり販路の拡大が
   促進されるとともに、静岡県の有力卸売会社が共同集荷を行うことにより、ロットの大型化、
   安定化による輸送コストの低減等を図ることができる。

  エ、各県内における供給力を高めることで、県内市場全体の集荷力や商品力のアップが期待され、
   市場外流通への対抗力を高め、市場の価値を高める。




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