〜事業目的〜
@提案の背景・現状の問題点
ア.青森市中央卸売市場は、県都青森市を中心とした消費地市場という側面と同時に、県内で生産される青果物を県内外に販売する産地市場という側面を持っている。消費という面では、ホールものの需要から加工された青果物の需要に、青森県においてもシフトしつつある。また、県外への販売においても、業務用需要への対応は大きな課題である。
イ.外食や加工食品産業における需要は、契約に基づいた供給で、規格や品質等の要望も一般消費と異なることもあり、かつコスト面でも厳しい要求がある。特に近年、ガソリン価格や資材費の高騰が続いており、需要先からの単価の値上げも簡単には認められない中で、流通の合理化は避けられない課題となっている。
A提案内容
ア.商物分離取引の実施により、特に中間流通に関わる物流関係コストの削減を進め、産地の資材費や運賃コスト負担の軽減を図る。そして、現在緊急の課題となっている産地の生産や流通コストの増加への対応を図ると共に、流通全体の効率化を図る。
イ.外食や加工食品産業では、販売価格の競争等もあり輸入品の利用が多いと言われる。国産品の物流コストの削減を図り、安心感等の品質面での優位性と併せて、実需者への提供を可能とすることで、輸入品からの切り替えを促進する。
ウ.商物分離取引による輸入品に対抗できる青果物の実需者への提供体制の構築を図ることで、生産の維持・拡大と将来的な需要の確保を図る。
エ.また、実需者への供給をよりスムーズに行うために、冷蔵保管等により安定的な供給体制の構築を進める。