極端な不安が横行します。それに乗るマスゴミとは何でしょうか。光文社が発行したペーパーバックはその典型です。
「八百長経済大国の最期」
「泥棒国家の完成」
「グッバイゾンビーズ」
「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」
「2008年IMF占領」
「『国家破産』以後の世界」
「這い上がれない未来」
「新円切替」 等々
アメリカによる謀略論も、実に甚だしい。これは光文社ではありませんが・・。
「アメリカの日本改造計画」
「アメリカに食い尽くされる日本」
「日本壊死」
「預金封鎖」
「悪賢いアメリカ、騙し返せ日本」 等々
不安論に悪乗りし、根拠ない悪口をする経済評論家、政治評論家がわんさか湧き出ます。
復活への道
金融不安に満ちた年月から、小泉首相が5年をかけて立て直しました。今、誰も金融恐慌を話さない、明日にも勤める会社が倒産するかも知れないという人もいない。その小泉首相が2006年、去る。竹中大臣も去る。毀誉褒貶、様々ですが、ともかく立て直した功績は大きい。
小泉首相が真っ先に取組み、最も成功したことがアメリカとの協調、ブッシュ大統領との関係構築でありました。これは橋本首相の大失敗の後を受けた、どうしても我が国の首相としてしなければならないことであり、復活に向かって進み得た最大の要因でした。
この時期に小泉首相という人物を得たということは、我が国の将来への希望を掻き立てるものになりました。

小泉純一郎首相 竹中平蔵
戦後日本というシステムが瓦解し、新しい時代が否応もなく始まりました。
ある人達にとっては、辛い日々かもしれません。ある人々にとっては希望が見出せる社会になったというかもしれません。
でもこんなことは何時の時代も同じであり、やはり進んでいくことになります。
そして多くの若者にとっては、バブルということすら忘れていく。
しかし、エリート層はこのバブルの傷、そしてアメリカのやり方を深く刻み込んだでしょう。成功よりも失敗の方が学びやすく、容易には心から消し去ることはない。我々には貴重な体験であり、明日の糧になるものになったのです。
そしてこれを書いてから2年後の2008年、格差社会を叫ぶ声に押されて、不思議なことに小泉首相を批判する本だけが市場に残り、小泉首相の功績を認めない論調がマスコミに溢れていることは、不幸なことです。そして再び、バブル崩壊の波がアメリカ発のサブプライム問題を契機として始まりました。世界中を巻き込むバブル崩壊は資本主義のあり方すらも問いかけるものになりつつあります。