金ピカの時代〜ギャンブル天国:競馬〜

バブル時代を代表するギャンブルに競馬があります。この時代を象徴する名馬はオグリキャップです。Wikipediaの解説から拾うと、こんな話です。
オグリキャップはバブル景気と相まって競馬ブームを巻き起こし、女性ファンを競馬に取り込んだ。オグリキャップの登場以前は競馬といえば男性の娯楽、ギャンブルというイメージが大きく、女性の入場者はほとんどいなかった。しかしオグリキャップの活躍が報じられるようになると、武豊と共に若いファン、女性ファンを競馬場に引き込む原動力となった。「馬のぬいぐるみ」もこの競馬ブームに伴って発売されたもので、特に1989年のクリスマスには、プレゼントとしてオグリキャップのぬいぐるみが良く売れたという逸話も残されている。(一部、略)

JRAのHPには以下の記事が掲載されています。
地方競馬から身を起こし、実力一本でスターダムにのし上がったオグリキャップ。激動の時代・昭和の終わりに現れた1頭のサラブレッドは、ハイセイコー以来の競馬ブームを巻き起こし、日本の競馬を新たな時代へと導いた。第35回有馬記念。多くのファンが逡巡のはてに、オグリという名の夢に賭けた。「さあ頑張るぞ、オグリキャップ!」実況の声に弾かれて、白い馬体が伸びた。朽葉色のターフに燃え盛る“炎”。絶望の淵から、オグリキャップは甦った。スーパーヒーローのラストランは、劇的な勝利で幕を下ろしたのだった。爆発的なオグリブームは、くしくもバブル最盛期と一致する。うたかたの時に生きたオグリキャップは、ひたすら走り抜くことで私たちの胸を熱くした。白い炎の記憶は、不滅の真実として、競馬史に刻まれている。
バブルは、馬を賭けるだけではありませんでした。バブル紳士がこぞって馬主の権利を買い求め、グラフに見られるように急増するのです。
当然のようにレースの掛け金も、1レースに数百万なんて当り前くらいの感じにせり上がっていく。
日本馬主協会連合会資料(平成15年)
1980年代後半、成金が夢を求めてサラブレッドを買いあさり、そしてその結果としてJRAに空前の入厩難が訪れます。
そんな中、アラブ馬は地方主催者の方が、規模が大きく名誉も得られやすい。そんな理由からでしょうか、気づいた時にはJRAのアラブ在厩馬房は、東西合わせて4000を超える馬房の中、わずかに140馬房が残されただけになっていました。生産にしても、サラブレッドの生産頭数は1万頭を超え、完全な売り手市場。サラブレッドは生産するだけ売れる、生産界もこぞってサラブレッドを増産する。