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鳥取白ねぎ物語

(地域の特徴)
JA鳥取西部は鳥取県の西部に位置し、2市6町1村で構成され、砂丘地帯、水田平野地帯、大山山麓中山間地帯の3地帯に大別される。耕地は標高0mの平地から標高800mの中山間地まで起伏に富んで特色のある条件を有しています。土壌は平坦地では砂質土・黒ボク土が中心であり、中山間地は黒ボク土と砂壌土が広がっています。気候は日本海式気候で平均気温14.4℃、年間降水量1,856.3o(米子市)であり、平坦地ではほとんど積雪がない地帯もあるが、山間地では2〜3mの積雪地帯もあります。

(鳥取の白ねぎ)
 鳥取県では、弓ヶ浜半島の砂丘地帯ではじまった白ねぎ栽培が水田転作等により県下全域に広がり、西日本一の産地まで発展しました。中でも米子市は県下随一であり、平成15年は408ha、7000tの生産量を誇ります。
 ところが、近年、中国産の安価な輸入ねぎが市場に出まわり、生産者は大打撃を受けています。
 しかし、生産者は白ねぎ栽培をあきらめず、輸入ねぎに負けまいと生産コストの削減に努力し、「安心安全な白ねぎ」、「新鮮で美味しい白ねぎ」を消費者に提供するため、品質、収量の向上に取り組んでいます。鳥取の白ねぎは、冬の厳しさから甘く仕上がり、丁寧な収穫調製作業により白く輝いています。そんな鳥取の白ねぎを是非とも御賞味ください。

 「関東の白ねぎ、関西の青ねぎ」と言われているように、西日本、関西に近い鳥取県がどうして「白ねぎ」の産地となったのか不思議に思われるかもしれません。
 鳥取県が「白ねぎ」の産地となったのは、次のような背景があると思われます。
@白ねぎは寒さにあうほど美味しさ(甘さ)を増します。冬が厳しい鳥取県の白ねぎが美味しいため産地となった。
A白ねぎ栽培は、軟白部分を伸ばすため土寄せを繰り返さなければなりません。土層が深く土寄せが容易な鳥取の砂土が白ねぎ栽培に適していた。
B青ねぎと比較して、白ねぎは貯蔵性が良く輸送が可能です。そのため、生産量の増加とともに県外市場への出荷を増加した。
        
        
鳥取の冬の厳しさが白ねぎを美味しくします

(冬の商材)
 「白ねぎ」は鍋物には欠かせない食材として秋冬を中心に出荷しています。
 また、すき焼き、バーベキュー等の肉料理の普及によって1年通して需要があり、作付け時期や品種を変え、栽培を工夫して春、夏にも出荷するようになりました。
 鳥取県では、結束テープに「旬の香り とっとりの春、夏、秋、冬」と表示して四季を表現しています。

   
  収穫作業                  選果場(鳥取西部農協)
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