システムの構成
産地ITシステムは、4つのフェーズにより構成されています。

@ 消費者・需要者と生産者の語らいの場:産地情報や品目情報、メニューなどの情報を農協などから発信します。
(誰にでも見られる情報にします)
A 生産部会:
農協と生産者の間をホームページや掲示板、メールにより結びます。
(生産者と農協の間でのみ活用します)
B 出荷会議:
農協・県連と卸売会社との間で出荷に関する情報交換を行います
(農協・県連と、個々の品目で取引のある卸売会社の間でのみ活用します)
C 販売戦略会議:
卸売会社と農協・県連の間で注文、市況の状況、事故情報についての情報交換を行います
(農協・県連と、個々の品目で取引のある卸売会社の間でのみ活用します)

情報の内容と入力・参照

出荷会議の情報内容

情報 内容 単位 入力
出荷予約 生産者が次週の集出荷場への持込み量を申告 ケース(等階級なし) 生産者
月次出荷予測 農協・県連が次月の総出荷量を卸売会社などに提示 期間総量(等階級なし) 農協・県連
週間出荷予測 農協・県連が次週の総出荷量を卸売会社などに提示 日別総量(等階級なし) 農協・県連
集荷報告 集出荷場で当日、集荷した数量を農協、県連に報告 等階級ごとのケース数 集出荷場
集荷した当日の天候、温度、日照時間
分荷 卸売会社ごとの分荷数量を決定する 等階級ごとのケース数 農協・県連
出荷指図 集出荷場ごとに卸売会社への出荷数量を指示 等階級ごとのケース数 農協・県連
集出荷場が1つの場合は分荷=出荷指図

出荷会議の情報の中で卸売会社が参照できる情報

情報 内容 発表時期
月次出荷予測 当該農協・品目の日別または旬別の総出荷量 前月20日〜30日
週間出荷予測 当該農協・品目の日別総出荷量 前週木、金曜日
天候カレンダー 集荷した当日の天候、温度、日照時間 集荷当日
出荷指図 当該卸売会社に出荷した等階級ごとのケース数 出荷当日


販売戦略会議の情報内容(入力は卸、他社にデータを見られることはない)

情報 内容 単位 入力
注文予約 スーパー等からの注文を産地に出す 等階級ごとのケース数 卸売会社
販売実績 販売結果から特定の等階級の上値、中値、安値 円/ケース 卸売会社
他産地情報 当該産地以外の産地からの入荷状況、価格等 - 卸売会社
輸入情報 輸入品の入荷状況、品質、価格等 - 卸売会社
事故情報 事故品の報告、デジカメ画像を添付 - 卸売会社
量販店情報 当該品目の量販店での取扱情報、価格、陳列、評価等、デジカメ画像を添付 - 卸売会社

売戦略会議の情報の中で産地側が参照できる情報

情報 内容 発表時期
注文予約 卸が特別枠(別口)で注文した内容 出荷前々日まで
販売実績 販売結果から特定の等階級の上値、中値、安値 販売日、午後
他産地情報 他産地品の入荷、品質、価格 等  情報のとりまとめ日
輸入情報 輸入品の出回り状況、入荷、品質、価格 等 情報のとりまとめ日
事故情報 事故品の報告、デジカメ画像を添付 事故申告日
量販店情報 卸がスーパー等で収集した品目についての報告 情報のとりまとめ日
売価、産地、包装単位など等、デジカメ画像を添付

システムの運営の考え方

産地ITシステムは、農協(県連・全農県本部)が運営することを基本にしています。

対象品目の選定、情報交換する卸売会社などは農協が決定します。
卸売会社のID、パスワードは農協が管理します。
但し、当面は卸売会社については農協流通研究所が管理します。
1農協1品目づつ独立したデータベースが作られ、農協が管理します。
農協流通研究所及び運営を担当するオフィス・ジェイ・ワンは導入支援は行いますが、
データの内容の管理は個々の農協、参加する卸売会社が行います。


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