スペイン恒例のトマト祭り、町と参加者を真っ赤に染める

 
 8月25日、スペイン東部バレンシア近郊のブニョールで、毎年恒例のトマト祭りが行われ、街頭で大勢の参加者が大量のトマトを投げ合った(2004年 ロイター/Heino Kalis)
[写真ニュース]

スペインの地中海岸にある小さな町ブニョールでは毎年8月の最終水曜日、町中がトマトの香りに包まれる。トマトを投げ合うという世界でも類を見ない祭りが行われるのだ。街はトマト投げの前からお祭りムードいっぱいで、中にはトマトを模して真っ赤な仮装をするグループも見られる。お祭りのために世界各国から集まった人たちは、道路に詰め寄ってトマトを載せたトラックが到着するのを、いまかいまかと待ちわびる。その間にも、ホースからは大量の水がまかれ、ぎっしりと集まった人々は、大きな歓声をあげてヒートアップする。(World Event Villageより)

トラックが到着したら、いよいよトマト投げがスタート! トラックからは大量のトマトが放出され、周囲はあたかも「トマト戦争」といった騒然とした空気に包まれる。男性はほぼ100パーセント上半身裸で、女性もみな水着かそれに近い格好。日焼けした肌に、撒き散らされるトマトと水としたたり落ちる汗が一緒くたにまみれ、陽気なカオスが街中を包み込む。途中でカメラにビシャリ! とトマトがかかる一面も……。祭りの後は全身トマトまみれになった人々の、爽快な笑顔が印象的。いかにもスペインらしい情熱的であっけらかんとしたお祭りなのだ。

 [ブニョール(スペイン) 25日 ロイター] スペイン東部バレンシア近郊のブニョールで25日、毎年恒例のトマト祭りが行われ、街頭で大勢の参加者が大量のトマトを投げ合った。 祭りは1944年、医者とその友人たちが、道行く楽隊のトランペットをめがけて面白半分にトマトを投げようとしたことがきっかけで始まった。
 48年の一時中断を経て今やすっかり名物行事となり、今回も国内外から2万人近い観光客を集めた。
トラック6台で運び込まれた130トンのトマトが飛び交う約1時間の“戦闘”で、街頭や参加者は真っ赤に染まった。町の広場はトマトまみれの人々であふれ、腰の高さまでトマトに浸かっている参加者も見られた。祭りの運営費用は約5万ユーロ(665万円)に上るという。(Exciteニュースより)